欲望と色情の乖離―ほしかった本とほしい本は必要な本
購入状況を更新。
当初、毎週末あたりに更新していく予定だった。
だが気づけば週末はそれなりに多忙。
暇人の名をほしいままにしている私でも、それなりに多忙。
3月9日は「サンキュー、ミクさん!」の日だからね。Project Divaをプレイしないわけにはいかなかったよね。
おかげでいくつかスコアを更新、パフェも取れたぜ。
10日はまあ、ひっそりお部屋でオタク活動。
インドアだろうがオタクの週末は時間との戦いなのだ。
というわけで、定期的に状況報告をしたいと考えている部分は、週末前後、月末前後に更新する、予定(未定)。
しかも今回は更新したといっても、なんと1冊だけ。
これのみ。
ええ、積んでます。
1巻から3巻までも積んでます。
「絶対に面白い」との確信のもとに買ったはいいけれど、読む時間がないという悲劇。
恐らく内容も悲劇的要素が強いだろうから、うかつに読みたくはない。
半日ぐらい時間をとって、じっくり味わいたい気配がする本。
聞こえが悪いのを承知で書くが、ナチスを扱った本やマンガでハズレを引いたことがない。
いろいろ考えると、ナチスは私が歴史学に進んだ契機のひとつでもあるがゆえに、いつも以上に直感が働くのだろうと思う。
よって、このマンガもおいそれと流し読みをする気にはなれない。
が、恐らく次に読むマンガはこの「NeuN」になることだろう。
と思っていたら、「舞妓さんちのまかないさん」の新刊が明日、届いてしまうという喜劇。
楽しみだね!
ところで、まかないちゃんが舞妓の修行にリトライするルートはないのだろうか?
舞妓がんばってる子の姐さんがそのあたり一役買ってくれるのかな、と期待しているのだけれど、年齢的に難しくなってしまうか、まかないから料理人に進むか…どうなるのか注目。
(舞妓がんばってる子が舞妓さんを上がったら青森へUターン就職、一緒に帰って地元の料亭で追い回しから、が一番ありえそうなオチ。どうか裏切りプリーズ)
(舞妓を上がった後、芸妓さんになるならそのまま京都に留まって一流料亭から以下同文)
(芸者ものならこれも面白いよ!)
GEIーSYA 1―お座敷で逢えたら (フラワーコミックスアルファ)
- 作者: 秋里和国
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/07/10
- メディア: コミック
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(こちらは東京が舞台)
購入予定の本はマンガがほとんどで、活字はなし。
好きな作家さんの新刊情報が入ったら「予約済」でリストインするのだが、今のところなし。
(カズオ・イシグロさんの新刊、そろそろ出てもいいのでは?)
しかしながら、私が特に愛読している作家さん、すなわち単行本でも購入したいほどの作家さんはほぼお亡くなりという惨劇。
おサイフには優しいのかもしれないが、ああ…。
そんな中ではご存命か、すでに天国にいらっしてもまだ出会えていないお方の本を探すしかない。
結果、現在リストに載せている、できれば今月に購入したいなと考えている本。
ツイッターで目次が紹介されていたのだが、これは確かに当たりの予感がひしひしと。
『亡命ロシア料理』のタイトルからして何かすごいぞ。
どういうこと?ロシア(ソビエト)から亡命した人が、それでもなお作っちゃうくらいおいしいロシア料理のこと?
それとももう本国ではほとんど作られていない伝統的な料理を「亡命」になぞらえているとか?
革命などのどさくさにまぎれてレシピが散逸され厳格な調理法は永遠に失われたものの、味の記憶を頼りに再現している、まさに口伝の料理?
気になって気になって朝までしか眠れないので、読まねばなるまい。とりあえず買って積まねばなるまい。
それにしても、この本を検索すると面白そうな料理関連の本がわんさかと後に続いてくるので困る。
ドイツ修道院のハーブ料理: 中世の聖女、ヒルデガルトの薬草学をひもとく
- 作者: 野田浩資
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2016/01/12
- メディア: 大型本
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ラフカディオ・ハーンの本は気になっていたので尚更。
修道院関連の料理本は大概が楽しい。修道院もののミステリとかでも食卓の場面はどうしても印象に残る。なんでだろう。
話はそれるが、料理エッセイといえば、
これよねえ。本当においしい。
特に「バタ」の単語にうっとりするのだが、最近ちょこちょこ読んでいる内田百閒の随筆でもやはり「バタ」と書かれていて、猫のごはんのくだりなのによだれが出た。
もはや魔法の言葉ね。「バタ」。
話を戻して、あとはこれ。
文具も大好きなのです…。
「わざわざ行きたい」シリーズの1つということで、他にはずばり「わざわざ行きたい街の本屋さん」があるが、もろもろの事情から自重する。
しかし、本屋さんもそうだが、今や文具屋さんも斜陽だろうに、よくぞ本になったと喝采を贈りたい。つまり買いたい。そして積みたい。
私が文具を買うとなったらロフトか、Smithぐらいのものだからねえ。
銀座あたりに各種の専門店があるけれど、やっぱりごちゃごちゃしている文具屋さんが理想。
そういった文具屋さんのあれこれを教えてくれるなら、そりゃ買います。積みます。読みます。
群ようこの着物日記については、今回は割愛するが、いつの間にそんなに和服にはまってらしたの群ようこさん…。
リストに載せてはいないが、今、森瑤子を読みたい気分。
林真理子とか東海林さだおとか、定期的に読みたくなる本ってあるよね。
でもまあ、たぶん今日、明日にでも注文することになりそうなのは、こちらだろう。
辞書はもともとほしかったから良いとして、編集校正小辞典…ちょっと情報が古そうで躊躇している。それよりはこちらの方が適切か。
装幀は「編集校正小辞典」に軍配が上がるが、さてどうしたものか。
それにしても高い本ばかりだなあ。
そして色気のかけらもないな。