本を積む人

積んでいる本を崩しては読み積んでは崩し……積み読み積み崩し積み罪

アマゾンで積ん読を

積ん読とちょっと関係あるような、ないような番外記事。

 

 

Amazonアソシエイトの審査に通った。

 

さあ、エヴァ最終回のあの場面を再現いたしましょう!

おめでとう!おめでとう!

ありがとう。ございます。

(シンジくんは「ありがとうございます」なんてそんなこと言わない)

(他の場面では言っている)

 

昨日の夜に申請し、今朝、承認のメールが届いた。

残念だったことといえば、申請時にかかってくる電話がエジプトからではなかったことかなあ。

期待していたのに、「Get Wild」(着信メロディはTMメドレー)が鳴り響く中、スマホのほのかに光る液晶に並んでいたのはただの無機質な数字の羅列であった。

ちょっとがんばって「Get Wild」から「金曜日のライオン」に流れていくまで待ってみたが、そのまま切れてしまっては困るので仕方なく出た。

恐らく後にも先にもこれっきりであったろうエジプトからの電話…いえ、これはきっといつかほんもののエジプトからのコールがある、そのしるし。

さておきPINコードを入力して電話を切り、パソコンを見ると早くも「おめでとうございます!」との表示が。

登録しただけで祝ってくれるとは、何というか、紛らわしいというか手際が良いというか…。

その直後に「いま色々チェックしてるから待っててね」のメールがなければ誤解する人もいそうだ。私とか。

で、今朝のメールは「あなたは正式にこのプログラムに参加したよ」といった内容。

なるほど、昨夜の「おめでとう」は「仮おめでとう」だったのか。

まあ、何にしても、よかったよかった。

 

実はというか、以前から機を見計らって登録するつもりでいた。

しかし「恐らくそうそうパスしないだろうな」と、そう予感する根拠がいくつかあった。

 

ひとつ。けっこう審査が厳しいとの噂だから。

ひとつ。ブログ開始からそれほど経過していないし記事数も少ないから。

ひとつ。昨年末にアソシエイトから「もうさよならよ」と、お別れを告げられていたから。

(アマゾンさんは「大人のキスよ…帰ってきたら続きを」とは言ってくれなかった)

 

この最後の「これにて終了」が、実は未だに謎なのである。

まじめに書くと「あと◯日でプログラムを解除させて頂きます。理由は収益がゼロ円だからです」といった主旨のメールが突然、届いたのだ。

いやもう、びっくりした。

何故なら、アソシエイトに登録した記憶がまったくないから。

 

個人サイトはひっそりと運営しているが、そこではアフィリエイトの類は一切おこなっていない。

ブログは年単位で放置しているものがいくつかあるものの、放置しているくらいだからそこでアフィをしようなどとは思いもよらない。

一体いつ、どこで、どうやって申し込んで、しかもパスしていたのだろう?

フィッシング詐欺でもないようだし(送信元はアマゾンさんで間違いなかった)、乗っ取りだとしても収益ゼロ円ならお疲れ様ということで、のんびりドラクエビルダーズ2をプレイしながら年を越してしまった。

 

それがいざ、このブログを始めるにあたって、

「収益ゼロを理由に失楽園させられた古傷を持つ女に、アマゾンさんは再びチャンスをくれるのだろうか」

と、遅まきながら訝ったわけである。

まあ、そもそもアソシエイトIDをブログなりサイトに貼り付けてもいない状況に比べれば(貼るべきブログもないのに、一体どうやって過去に審査を通過したのか、エヴァの最終回以上に「???」の心境。いまだに)現在のこのブログはまだましなのかもしれないが、何にせよお金の絡むことはつまるところ信用問題。

私なら「お金ほしいからこれやるって約束するね!」と高らかに宣言した友人が、何もしないでものほしげな顔すら見せずに平然と振る舞っていたとしたらば、そいつの結婚式には是非ともお香典袋を…とまでは行かずとも、式場には5分前に滑りこめばいいやという気分になる(普段は40分前行動派です。本当です)。

 

だが、しかし。

その反面、「わりと勝算はあるかもしれない」とも、楽観的に踏んでいた。

理由として、まず私は初期からのプライム会員。

つまりアマゾンヘビーユーザー。

昨日の記事を書いた後でさっそくマンガを1冊、予約している。

ばかりか、現在、購入予定の本はすべてアマゾンで予約済み。

本以外にも、何かとアマゾンを利用している。

 

自分で言うのも問題ないレベルで、私はアマゾンさんにとってまずまず良い客のはず。

ただ、それとアソシエイト審査が関係するのかどうかまでは分からない。

でも、まったく利用していないのにアマゾンリンクをぺたぺた貼るような真似はしていない。

 

といった事情を鑑みるに、6割から7割はいけるかな、と読んでいた。

結果、審査に受かりました。

めでたしめでたし。

 

いろいろと言われている「Amazonアソシエイトの審査が厳しい」というケースは、恐らく、あまりアマゾンを利用していなかったり、利用していないにも関わらずアマゾンリンクを多く貼っていたり、そういったことが原因ではなかろうか。

「プライム会員なら受かる」との記事もいくつか見かけた。確かにそれも大きいとは思う。

しかしながら、プライム会員ではないが受かった方も、楽天リンクが多めなのにパスしている方も、ちゃんと存在する。

結局のところ、アマゾン利用状況やブログ運営といった現状よりも、将来性を見込んでいるのではないかと推測する。

とはいえ、その将来性を、現在のブログのあり方で推し量ってもいるだろうから、うーん…対策なんて取りようがないね!という結論。

 

昨日のことなのにもう記憶があいまいだが(だから尚更、数年前だかに申請したらしいアソシエイトのことなど覚えているはずがない。日記などを漁ればどこかに記録は残っているかもしれないけれど面倒だ)、私は特にこれといった対策や工夫もせず申請を行った。

落ちたら改善しよう、くらいの気持ちで。もともとあちこちどうにかするつもりではいたので、一石二鳥。

ただ、動機だったか、そのあたりは熱く語った。

いかに本が好きか。いかに本を買っているか。予約していることか。主にアマゾンで。

「予約した場合は随時更新、公開し、簡易的ではあるが新刊情報を紹介している」

といったことも書いた。

嘘じゃないもの。実績もあるもの。

べ、別にアソシエイト登録のためにやってたんじゃないんだからね!誤解しないでよね!

 

ともかくも、私の場合、やることなすことがたまたま審査の際に好印象に寄りがちだった…そんなとこだろうな、としか言いようがない。

かっこよく「傾向と対策はこれです!」と書けたら良かったのだが、やっていないことは書けないので仕方がない。

 

それにしてもまあ、何というか、積ん読ブログなわけよね。これ。

積ん読なんていう便利な言葉のおかげでごまかせているけれど、要は「買っただけで読んでいないダメな人間」がダラダラ書いているだけ。

「うちの商品を買ったからには使ってくださいよ…」と嘆いてもいいところではないの?

そんなセリフを言えるのは、今や絶滅危惧種の街の本屋さんだけなの?

それはそれで何だか悲しいなあ。

「買ったくせに読んでいないから審査を通しません」とかバッサリと斬って捨ててくれてたら、わたし、きっとアマゾンさんに惚れ直してたわ…。

たぶん頑張って読書にのめりこむわ…きっと…もしかしたら…。

 

とにかくも、アマゾンさん、これからもお世話になります。

幸福な読書も積ん読もアマゾンさんあってのことですから。

(あとヨドバシさんと書店さんも。本当にありがとうございます)

 

 

というわけで、aboutにプライバシーポリシーを追記しました。

ついでにGoogleアナリティクスにも登録してみたので、そちらも併せて明記。

下の方までスクロールしないと辿りつけない、あまり褒められはしない仕様ゆえ、ここも後日ちゃんと整理をしたい。

 

あっ、大事なことを言い忘れた。

アソシエイトに登録した理由。

まず間違いなくほとんど収益は上がらないだろうけれど、あわよくば年に本1冊ぶんでも…という、至って俗な欲。

他に何がある?

わたし、本と同じくらいお金が好きよ。

 

Amazonギフト券- Eメールタイプ - Amazonベーシック

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報酬はギフト券。

 

ベル・エポック 1 (YOUNG YOU漫画文庫)

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何巻か忘れてしまったけれど、「ギフト」の話はじんわりと染みる。

(マンガのセリフとか本の文章とかは結構おぼえてるのに、なんで数年前のアソシエイトなんていう大事なことを忘れてしまえるのか、人とは不可解ないきものだ)